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ローン残があっても住宅売却はできる!状況に応じた対処法

不動産売却

住宅ローン残高があると、住宅の売却は難しいと思っている人もいるでしょうが、売却によってローンを完済できれば問題はありません。しかし、売却代金では完済しきれないときは、別の手段が必要になってきます。その方法について解説していきます。

 

住宅がいくらで売却できるか相場を知ろう

住宅売却を考えるのならば、相場についての情報を仕入れ、高すぎもなく安すぎもない価格で市場に出さなければなりません。

相場を知る方法はいくつかありますが、国土交通省の土地総合情報システムを利用する手があります。名称には土地と書かれていますが、建物情報も入手できます。種類や地域を選択すれば、住宅価格の相場を知ることができます。

レインズでも検索が可能です。レインズは不動産会社が利用する不動産情報のネットワークで、過去1年間の取引情報を公にしています。やはり建物の種類と地域で検索をします。

不動産会社が提供している査定サービスもあります。ただ、業者によって、判断基準が違ってくるので、結果が同じになるわけではありません。複数の業者のサイトを利用することで、少しでも相場に近い数字を出すようにしましょう。

 

思ったより高く売れないことも!?売却後にローンが完済できない時の対処法

住宅を売却しようとしても、売却代金ではローン残高の返済分に足らず、完済しきれないことがあります。住宅ローンが付いたままだと金融機関が設定した抵当権も抹消されず、購入希望者も普通はその住宅を購入しません。

したがって、住宅ローンが残っている場合には、ローン残高を完済することが売却の条件となります。

では、売却代金だけでは足りない分をどう補てんするかですが、十分な預貯金があればそれで間に合うでしょう。

それ以外の場合には、買い替え(住み替え)ローンという選択肢があります。これは、前の住宅のローンの支払いと新たな住宅のローンの支払いをまとめてしまうローンです。条件としては厳しいですが、完済をする必要がある以上、とても役に立つシステムです。

両方のローンを支払うことができなければ、無担保ローンで住宅ローンの残高を借り入れることになります。ほかに融資先の目当てがなければ、無担保ローンを利用することになるでしょう。

 

ローンを滞納する事態に!?任意売却という選択を

住宅ローンの返済ができなくなった時には、金融機関で対象の住宅を差し押さえ、裁判所に競売の申し立てをします。そうなれば、住宅を所有していた者も売却に一切かかわることができなくなります。

それを防ぐ手段として、任意売却があります。任意売却とは、債権者と債務者と仲介者が話し合って、競売にかけずに不動産をそれぞれが納得いく金額で売却する方法です。売却金額については、ローン残高よりも下回っても問題はありません。

これならば、ある程度自由に価格設定をすることができるので、債権者にとっても債務者にとってもメリットが大きくなります。引っ越し時期や明渡し条件に関しても、ある程度希望を通すことも可能です。

 

住宅ローン残高がある住宅を売るのなら、適切な方法を利用しましょう

ローン残高を完済できるという条件を満たさなければ、住宅は売れません。しかし、売却代金でそれがかなわない場合、いろいろな手段を使って不足分を補う必要があります。結局はお金を借りることになることが多いですが、売却を成功させるためにも前向きに対応してください。

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