不動産売却

そこで今回は、売却前に押さえておきたいコツについてまとめました。後になって慌てないためにも、是非参考にしてみてください。
内覧希望があっても焦らない?家の状態を整えよう
購入を希望する人が見つかれば、その人に家の中を見せることになります。この内覧は契約に至るか否かを分ける重要なポイントです。少しでも家が綺麗に見えるよう努力をしなければなりません。
中古住宅とはいえ、安い買い物ではありません。それだけに買手の目は厳しくなります。納得してもらうためにも、ホコリや塵を取り除くのはもちろん、窓の磨き上げやカーペットのシミ取りなど、とにかく気が付くところはとことん掃除しておきましょう。水廻りも見られる場所です。カビや垢を取り、磨き上げておきたいところです。
照明を明るいものに換えるのもおすすめです。部屋全体が明るく見えます。意外に見落としがちなのが家に付いたにおい。自分では気づかないことも多いので注意が必要です。
頼れる業者を選びたい!確認するべきポイントは?
戸建ての売却を成功させるには、頼りになる仲介業者を選ぶことが非常に大切です。
仲介業者と一口に言っても、それぞれに得意分野が存在します。ホームページや店頭の広告チラシをチェックして、戸建て販売を得意としている業者に依頼するようにしましょう。
不動産仲介業者の中には、自社の利益ばかりを優先し、依頼者の都合をないがしろにする悪徳業者も存在しています。そういった業者に引っ掛からないようにするためには、不動産一括査定サイトを利用するのが手軽です。サイトの中には登録できる業者に一定の条件を定めているところが多く、信頼のおける業者か判断する基準にすることができます。
売り出し価格は問題ない?下調べが重要
売り出し価格を決める時は、まず「これ以上は絶対下げられない」という基準を予め知っておきましょう。ローンの残額、新しい家の頭金など、必要になるお金は人によって違います。自分の最低ラインを知っておくことで、不用意な値下げを防ぐことにも繋がるのです。
売り出し価格は相場を基準にして決定されます。高すぎると買い手が付きませんが、下手に安すぎる価格を付けると何か事情があるのではと敬遠される可能性があります。売り出し価格を決める際、周辺で売りに出されている住宅があれば、自ら足を運んでリサーチしてみるのもいいでしょう。ライバルの値段を下調べしておけば参考になります。
コツを押さえて賢く売却
家を売るという経験はそう何度もするものではありませんから、勝手が分からないのも当然です。
周囲で家を売った経験がある人や、仲介業者の意見も参考にしつつ、コツを押さえて納得のいく売却ができるよう進めていきましょう。