マンション不動産売却

マンション売却と戸建購入はどちらから始める?
手持ちのマンションを売却と戸建を購入する不動産の買替えの順番ですが、どちらの方が先じゃないと駄目ということはありません。
しかし、マンションがどれくらいの価格で売却することが出来るのかは把握しておく必要があるでしょう。
その場合も相場というよりは、最低でもこの価格ならすぐに売ることが出来るという価格を把握しておくことが大切です。
売却と購入のそれぞれ先に行った場合のデメリットは、売却を先にした場合は買える状況になってから戸建を探すと理想のものがなかなか見つからないという可能性があるということです。
購入が先の場合、一時的にローンを2重に払う必要が出たり、すぐに売るために売却価格を低く抑えてしまうということがあります。
本来であれば同時進行で進めるというのが最も理想的な形です。
ここをチェック!信頼できる仲介会社の見つけ方
信頼できる仲介会社の見つけ方ですが、まず何もつてがない場合には一括査定サイトなどを利用してある程度の仲介業者を絞るということが大切です。
その絞ったいくつかの仲介業者の中からの選び方ですが、マンションを売るのでマンション売却に強い仲介会社を選ぶということです。
扱っている物件の種類の多さや実績などから判断することが出来ますので、自身で調べたり担当者の方に聞いてみると良いでしょう。
また、実際に担当してくれる方との相性も重要なポイントです。
買い替えの場合は売却と購入のタイミングの調整もしてもらわなければなりませんし、場合によっては仮住まいを探して貰う必要も出てきますので信頼できる担当者を見つける必要があります。
資金のやり繰りに困った時に!使える便利な制度
マンションを売却して戸建を購入しようと考えているときに、思ったよりも高く売ることが出来ずに資金繰りに困ってしまうということもあります。
マンションを売却すると損失が発生し、戸建を購入する際に住宅ローンを利用する人は税制面での特典を受けられる可能性があります。
居住用財産の譲渡損失繰越控除と呼ばれるものになるのですが、具体的な内容としてはマンションを売却したときの損失を給与などの所得から差し引いて、それでも引ききれなかった損失に関しては翌年から最大3年間繰り越しで控除を受けることが出来るというものです。
所得税だけでなく住民税にも適用できるので、最大で4年間所得税や住民税がゼロになる可能性がある他、住宅ローン控除との併用も可能な制度です。
マンション売却から戸建ての購入のまとめ
マンションを売却して戸建を購入するのは、出来るだけ並行して行えるように仲介会社ともよく相談して調整してもらうことも必要です。
場合によっては住宅ローン控除と併用できる税制面での優遇特典などが受けられる可能性もあるので、そういった面も相談できる仲介会社を見つけると安心です。