知らないと危険！ローンが残っているマンションを売却する時の注意点｜大阪で不動産売却・不動産相続のサポートを行っている株式会社アース・ホームまでご相談ください。

マンションは売却するにもいろいろな費用がかかります。意外に大きな金額が必要になることもあるので、後で慌てないようにしっかり把握しておきましょう。

まず必要になるのが印紙税です。売買契約書を作成するときに必要になるもので、売却価格によって税額が変わります。印紙を契約書に貼りつけることで納めます。

売却に際して不動産仲介業者に依頼すると必要になるのが仲介手数料です。こちらも物件の価格によって値段が上下します。消費税も必要になるので注意が必要です。

マンション売却の場合はあまり発生しませんが、売却によって利益が発生すると、譲渡所得税がかかります。

ローンが残っているマンションを売る場合、売却したお金でローンを完済しなければなりません。売り出し価格の決定にはより慎重になる必要があるのです。とはいえ、相場よりも高い値段を付けてしまうとなかなか買手が付きません。ローン完済は大切ですが、売れなければどうにもならないという点は押さえておきましょう。

かといって、早期売却を目指すあまり安すぎる値段を付けるのも考えものです。「安かろう悪かろう」の心理が働き、買手が敬遠する可能性があるからです。

売却価格は相場を参考にしながら、より慎重に決める必要があります。同じ建物内に売り出し中の「ライバル」がいる場合、リサーチしてみるのもおすすめです。

売却代金でローンを完済することができない場合、どこからか不足分を調達しなければなりません。預貯金を崩したり、生命保険や株といった資産を崩すのがよくある方法です。親や親類からお金を借りることができれば、頼んでみるのも一つの方法でしょう。ただし貸してくれるとは限らないので、最初から当てにするのはおすすめできません。

新規で住宅を買うのなら、買い換えローンを利用するという方法もあります。ローンの残高を、新たな住宅ローンに上乗せするという方法です。ただしこの方法では借入金額が多くなるので、審査が厳しくなるというデメリットがあります。

不足分が100～200万円ほどの場合、銀行のフリーローンを利用するという手もあります。

ローンが残っているマンションを売却するなら、ローンが残らない金額で売るのが理想です。しかし売却にも費用がかかる上、条件が悪いとなかなか売れないこともあります。

仲介業者の意見を参考にしながら、慎重に進めていく必要があります。